ブログ

HOME» ブログ »不倫が終わらないのではなく、終わらせる必要がないから、終わらない

ブログ

不倫が終わらないのではなく、終わらせる必要がないから、終わらない

不倫はどのぐらいの期間で終わるの?

 

不倫をしている人の脳内では、刺激を求めて「危険だけどやってみたい」と
リスクと興味を同時に感じると、ドーパミンが大量に分泌されます。
ドーパミンは快楽をもたらす物質なので、いけないと分かっていても、不倫を繰り返すのは、理性よりもドーパミンによる快楽の方が勝ってしまうからなのです。
そして、脳は成人になると、ほとんど変化はしなくなります。
つまり、一度不倫をした人は、相当な強い意志を持たない限り、何度も不倫を繰り返してしまう事になります。不倫が終わらない…ということですよね。

ドーパミンの過剰分泌は、半年から3年で落ち着くと言われています。ですので、その間に正常な判断ができるようになり、不倫が終わる人も多くなります。

 

不倫が終わらない?

 

不倫専門のカウンセリングを何年もしていると、本当に様々なお話を伺います。

 

そんな中で、不倫問題を解決できる方と、できない方もいるわけです。

もちろん、夫側の離婚に対する決意の強さによるものもありますが、それ以前に妻が不倫を終わらせるための行動を積み重ねたか、ということが大きく関わっているのだと私は思っています。

 

ただ、当たり前ながら、解決に繋がる行動というのも本当に人それぞれ。

どんな背景があり、どんな状況なのか

あなたの気持ち、夫の気持ち・・・

本当に様々なものが関係していますし、ブログでは一般的なことしかお伝えできないのですが、

 

・不倫に気づいているということを夫は知っているのか、知らないのか

・夫は離婚したいのか、そこまでの気持ちはないのか

・堂々と不倫をしているのか、隠しているのか(認めないのか)

そのようなことが大きく関係しています。

 

例えば

・外泊を繰り返す夫に何も言わない

・不倫発覚後、3年、4年も経っているのに、「これからのことは分からない」と平気答える夫に対して、何も言えない

・不倫相手の家に入り浸り、どちらが本妻でどちらが愛人か分からない

・堂々と不倫を繰り返す夫。たまに帰ってくる夫に笑顔で接し、美味しい食事と用意する

 

どうですか?

不倫は解決しそうでしょうか?

 

相手との関係がこじれない限り、なかなか不倫は終わらないですよね。

いえ、不倫が終わらないのではなく、終わらせる必要がないのです。

 

もちろん、悪いのは夫です。

妻の苦しさも不安も痛いほど、分かります。

 

しかし、どちらかが必死になって、不倫を終わらせようとしないと終わらないのです!

妻の働き掛けがないと、夫は自ら不倫をやめようとはなかなかしません。

厳しい言い方かもしれませんが、妻の責任でもあるわけです。

 

「不倫終わらないかな・・・」

「不倫さえなければいいのに」では、いつまでも終わらないのです。

 

ずっと、上記のような妻が私の元に来て、

状況が大きく変わった、不倫が終わったということはよくある話です。

 

しかし逆にいうと、私の元へいらしていただいても、

解決に繋がる行動をしなければ、いつまでも不倫が終わらない方も実際にいらっしゃるのです。

 

不倫

 

不倫が終わらない夫に対して

 

ここが不倫問題の難しいところで、不倫が終わらない夫に対して、

妻が強制的に不倫を終わらせたのでは、意味がないということ

また同じことを繰り返す可能性もあるし、

夫の心が戻って来なければ、その後の妻の生活は辛いの一言です。

 

そんな方々をたくさん知っているからこそ、

『夫がかけがえのない家族の存在に気づいて、自分の意思で戻ってくる。』

ということが本当の解決だと私は思っています。

 

そのために、妻であるあなたが、不倫が終わらない夫に対して気づきやきっかけを与えてあげてくださいね。

具体的には

・不倫をしている夫に「辛い」「苦しい」「悲しい」「嫌だ」という素直な気持ちを伝える。(これは自分を大切にするということにも繋がります)

・外泊を繰り返す夫に、思春期の子供もおかしいと思っているよ。と伝える

・不倫を知っていることを告げていない方は、「不倫しているの知っているよ」と分かっていることを伝える。

・不倫をしているあなたからは離婚はできません。とはっきり伝える

・最終手段として、「相手の女性に慰謝料請求することも考えている」と伝える

・最終的にW不倫の場合は、「不倫相手の配偶者に話すことも考えている」と伝える

(あくまでも、一例です。状況によりますので、詳しくはご相談くださいね。そしてアクションを起こす際には自己責任でお願い致します)

 

そして、あなたが妻としての責任を果たし、

夫の気持ちを尊重してあげれるようになったり、

あなたが「もう夫がいてもいなくても大丈夫」と夫を手放すことができた。

そうなったなら、あなたの素直な気持ちを伝えて、夫に選択を委ねたらいい

 

その時もしも、「まだわからない・・・」

本気で考えてもいないで、そんな答えを出すなら、

期限を決めてあげたらいい

 

それって、妻にしかできないこと

そんなことを積み重ねていくしかないのですよね

でもね、そんなことだって、いつか「家族のため、俺のため」に

必死でやってくれていたのだとわかる時が必ずくるのだから

そう気づいた時に、やり直せるのならやり直せればいいし、遅かったなら、別々の幸せを歩めばいい

 

大切なことは、あなたが妻としてやりきったかということ。

それによって、今後の人生は大きく変わってきますよ

1日も早く平穏な日々が戻りますように・・・

 

 

不倫にハマる理由

 

不倫が終わらないのは不倫にハマっているからです。

一口に不倫と言っても男性が不倫にハマる理由は違います。
いくつか理由があるのでお伝えしますね。


1. 寂しさを埋めるため
「結婚して夫婦の関係が変わってしまった」
「妻が子育てに必死で、蔑ろにされた」
「家に居場所がない」
「あまり相手にされていない様な気がする」
妻は日常生活に一生懸命で、全く悪気がないのですが、
そのように感じている男性はとても多いです。
「寂しさを埋めてほしい」「心や体を満たしてほしい」と
他の女性に求めるようになっていきます。
孤独な時間が減り、自分を受け入れてくれる不倫相手が寂しさを埋めてくれるわけですから、
自分にとって、かけがのない存在だと認識し、
「この人がいなければ生きていけない」と錯覚します。


2. 現実逃避
「俺は辛いんだ」
「俺はこんなに頑張っている」
「誰も分かってくれない」
という被害者意識が強いので、
不倫に対して、罪悪感を持たない男性も多いです。
毎日、仕事で強いストレスやプレッシャー、不安を抱えている人が多く、
不倫相手と会うことで、高揚感が高まり刺激を得る事で忘れることができます。
仕事や家庭との心のバランスを保っています。
「不倫相手を失いたくない」という気持ちはそこから生まれます。
不倫相手を失う事によって、
• いつも不安な自分
• 誰からも必要とされていない自分
• 自信を喪失した自分
• 認めてもらえない自分
に戻ってしまうのが怖いのです。
これが、不倫がなかなか終息しない原因にもつながります。

 

3. 自分の存在価値を確認したい
人は誰かに必要とされる事で、自分の存在価値を確認します。
しかし、「必要とされたい」という欲求は、結婚生活が長くなるにつれ、
身近な家族からは得られにくいものになってきます。
その為、
「家族に頼ってもらえなくなった」
「必要とされていない」
「仕事で疲れて帰ってきても、労いの言葉さえない」
など、感じることも多くなります。
その「必要とされたい」という欲求は他の女性の方が刺激的で新鮮で得られやすいものです。
つまり、「自分の存在価値を確認する」ために不倫を続けています。

 


4. 性的な衝動が抑えられない
出会い系や風俗など、不特定多数の女性と交際する男性に多いです。
このような男性は、今までの1~3のような心の繋がりを求めるよりも、
体の繋がりを求めています。
そのため、相手女性と食事をしたり、デートに出掛けたり、
プレゼントをあげたりという事は少ないです。
心の繋がりを大切にする女性と違い、男性はストレス発散や刺激を求めて、
不特定の相手と関係と持つ事ができます。
特に強いストレスを感じていたり、落ち込みが激しい時に体の関係を持つと、
通常よりも強い刺激や高揚感を得られます。
そのため、セックス依存症になる事もあります。
 

このように、不倫相手にハマった理由はそれぞれあると思いますが、それはきっかけにしかすぎ
ず、たまたま都合の良い相手と出会っただけ。決して、あなたを苦しめようとしてやった事ではあ
りません。
あなたに至らない点があったとしても、不倫をして良いという事にはなりません。
全くの別問題です。
きっかけは妻にもあったかもしれませんが、不倫をした原因ではない
のですから、「自分だけの責任ではない」という事を認識してくださいね。

 

 

2017/06/10

ブログ

COUNSELING
カウンセリングメニュー/料金

BOOK
カウンセリングブック

VOICE
クライアント様の声

REQUEST
探偵?弁護士?

MESSAGE

MEDIA メディアの方へ
コラムなどの執筆のご依頼も承っております。

HOME

メルマガ会員登録

お知らせ

夫婦再構築の秘訣

特定商取引法に基づく表示

YouTube & ブログ

カウンセリングブック