夫婦再構築の秘訣
アスペルガー 不倫・離婚
今までたくさんのクライアント様のご相談を受けていく中で、
「夫がアスペルガーだったということに気づく」ということがあります。
幼少期のころから症状は見られることが多いですが、
勉強ができない(頭が悪い)というわけではないので、
親や周りの人からは「変わった人」
「コミュニケーションが苦手な人」という認識で、
見過ごされていることが多々あり、社会に出てから指摘を受けたり、
不倫問題から発覚するということも多いです。
アスペルガーとは
発達障害の一種で、特に男性に多い。
・社会的なコミニュケーションが苦手
・相手の気持ちを読み取ることがが苦手
・興味や活動の偏り
*知的レベルが正常で、言葉の遅れがないことで、
自閉症と区別される
学力的には非常に高い方も多い
自分の興味のあることには、没頭する。
アスペルガーの男性が不倫をしても罪悪感がない?
普通の男性は、不倫をすると妻に対して後めたい気持ちになったり、
罪悪感を持つものですが、アスペルガーの男性は、
相手の気持ちを読み取ったり、考えたりすることが苦手なので、
たとえ、不倫がバレたとしても、
1.「いけないことをした」という認識はあるが、
妻の気持ちが全く分からないので、
(考えてもとにかく分からないの一点張り)
妻の求める行動ができない。
2. 不倫をしたことに対して、全く悪いとは思っていない。
何が悪いが分からないので、反省どころか、
不倫をされた側が困ってしまうということはよくあることです。
アスペルガーの夫とうまく付き合っていくために
整理して話を伝えるようにしましょう。
・要点をまとめて伝える
・だらだらと伝えるのではなく、箇条書きにする
・一度で分かってもらえない場合は、何度も伝える
・複数のことを同時に伝えない・頼まない
・できないことを責めるのではなく、できることを褒めてあげる
アスペルガーの男性に、
気持ちを理解してもらうこと・気持ちを察してもらうことどころか、
お互いを思いやりながらコミュニケーションをとるということが
難しいのが現状です。
良い関係で、結婚生活を続けていくためには、
「自分の人生に責任と覚悟を持つこと」
「精神的・金銭的な自立をすること」
この2つが必要不可欠です。
最後に
アスペルガーの症状や特性を理解した上で、
うまく付き合っていけることが1番ですが、
あまりにもコミュニケーションが取れなかったり、
価値観が違いすぎたりすると、疲れてしまう。
また周囲に悩みを理解してもらえいことで、孤独になる。
それらの積み重ねで、身体的・精神的に不調が生じる「カサンドラ症候群」になる
恐れもあります。
今までにもたくさんのアスペルガーの症状が見られる夫の
不倫問題を解決し、再構築のお手伝いをしてきました。
一人で悩まず、ご相談くださいね。
2021/01/03